- 令和元年(2019年)度とびコース
6/25~27 とびコース最終週は工事中です
ちょっとここは事務局もバタバタ慌ただしく、
実は下書きのままです。
もう少しお待ちください。
(修了式は、「お知らせ」でご覧ください)
2019年6月30日 4:30 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース
令和元年(2019年)度とびコース
ちょっとここは事務局もバタバタ慌ただしく、
実は下書きのままです。
もう少しお待ちください。
(修了式は、「お知らせ」でご覧ください)
2019年6月30日 4:30 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース
6/26(水曜日)訓練30日目
実技に明け暮れた後半の訓練も大詰め、今日はバスで都内の現場見学と郊外の工場見学です。
全国から集まって来た訓練生ですから、一度は東京の大現場を見せてやりたいところです。 そして大現場を実感するならやはり全作業員が集まる朝礼抜きでは片手落ち。
最近は工場だけでなく、工事現場内でも工事に直接関係する写真以外は撮影禁止というのが一般的になりました。訓練校も、忙しい中見学に対応していただいて下さった現場や工場に、さらにご面倒をかけるのは本意ではありませんし、第一ブログ作りは訓練校のミッションでも何でもありませんから原則に従い写真は撮影致しません。
現場の副所長に最上階から地下最下階まで案内していただき、10時半に現場見学を終えました。朝礼では新規入場者に準じて自己紹介させていただき、直接現場の空気の中に身を置くことができました。ありがとうございました。
常磐道に乗り、SAでの昼食休憩をはさんで霞ヶ浦の東京製綱(株)土浦工場に向かいます。 鋼索のトップメーカーの旗艦工場です。鳶が玉掛け作業で馴染みの深いトヨロックワイヤーの製造元として、日々の作業でお世話になっているところでもあります。
ワイヤーの歴史から点検方法、工場内の製造工程見学、37mmワイヤーの引張破断試験も見せていただきました。
せっかく訓練生のために熱い説明をしてくれているのに、少し距離が離れてしまったため聞き取れなかった・・・なんて残念なことです。そこで今回からイヤホンガイドを導入しました。 4日レンタルして1台あたり1000円というのはお得です。 現場でも工場でもどんなにウルサイ場所でも全員説明が聞き取れ、訓練生にも好評でした。
2019年6月26日 11:20 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース
6/24(月)訓練28日目
訓練も最終週に入りました。梅雨の最中なのに屋外実習が最も多いこのとびコースですが、今年は実技初日の10日にまとまって降られた以外はどうにかこうにか訓練に支障ない程度の雨で済んでいました。
しかし今日は初日のような朝からの雨。でもこの位なら鳶仕事を中止するほどではないと判断し、ラジオ体操と朝礼は講義室で行いましたが技能士対策実技訓練は決行することに。
2人ずつのペアを5組。もうすでに10人の訓練生は実技訓練で誰ともチームメイトを経験しています。
今回は大阪から参加の2人の訓練生が明日日帰りで帰阪(!)して、技能士の実技検定を受検する予定になっています。 したがってまさに今日は「直前模試」。 明日の訓練は欠席することになりますので、別メニューで二日分の密度の濃い特訓を実施することになりました。
組み立てる小屋組の形状はすでに受検者には公開されています。 何だその図面通り組み立てればいいのか・・・と思いがちですが、鳶でない私が見ていても単管同士の納まりのシビアなこと。どんなにクランプ止めなどの動作が敏捷でも、ぶっつけ本番ではまず合格は無理だろうと思います。
練習を重ねて、そのイメージが検定当日に再現できて、しかもかなりテキパキと間断なく組み立てないと時間が足りません。
今日は明日受検の2人以外はペアで制限時間に挑戦しました。
さすがに初回は試行錯誤が多く時間内には終わりませんでしたが、仲間のを見たり繰り返しトライすることで、納め方のイメージが身についてくれれば無駄のない組立てができるようになるでしょう。
明日は10人の訓練生が、かたや8人はここで、2人は大阪の本試験会場で、一人で一級技能士の実技にチャレンジします。
健闘を祈りましょう。
2019年6月24日 10:07 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース
6/21・22(訓練26・27日目)
今日から2日間は、とび技能士対策講座として鵜飼講師が再び登壇します。
訓練生10人のうち2人が1級技能士を取得済みですが、それ以外の者は今年検定を受検する者、実務経験年数待ちで来年以降に受験予定の者ばかりです。 今年もすでにとび技能士の試験期間に入っており、来週初めに訓練中いったん地元に1日帰って実技試験を受けてくる訓練生も居ます。 この時期にとびコースを開講しているのは、この技能士検定試験の直前だからということも大きな理由です。
スーパー職長になるまでには、職長教育・足場作業主任者・そしてこの1級技能士の取得が要件になります。ぜひ訓練校修了後早いうちに取っておいてほしい資格です。
講義は検定試験の問題を順次輪番で回答、鵜飼講師が解説しながらなので寝る暇はないのですが、とはいえ実技実習続きの週末座学なのでやっぱりどうしても睡魔が・・・普段動いて仕事をしている体質になっていますから多少は仕方ない面もありますかね・・・・ というわけで休憩明けには全員でスクワットや、いつもの体幹体操を織り交ぜて集中力を回復しながらの講義になりました。
グループで顔を突き合わせての演習になると・・・・ワイワイガヤガヤ、眠気も消えます。
鳶だけに「カゴの中」は性に合っていないのか? でも31日間のうち実に半分は座学。 全体を通して言うなら苦手ながらそれなりに頑張って受講していたとも言えるか・・・おい!そこ寝るな!
来週はいよいよとびコースも最終週、最後まで頑張りましょう!
2019年6月22日 5:34 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース
6月20日 (木曜日)訓練25日目
昨日に引き続き埼玉県飯能市にある、日建リース工業(株)武蔵工場へ。
今日はくさび式足場の組立解体実習、ND式機材による足場とTS式機材による型枠支保工を午前・午後で行います。
気がついたら今日が座学・実技を通して班分けチームでやる最後の日なのです。 (明日からは技能士対策関係の訓練)
チームワークについて言うと、夕方疲れてくると受け渡し時の声の掛け合いが無くなってしまいがちだったので、今日はそこを気をつけて確実な合図をお互い出しながら訓練をやろう、とみんなで始業時に確認しました。 いずれは仲間に声を出させる側の立場です。
今日は昼から秩父地方は雷雨の予報。 それを見越して中途終了とならないように組立段数を1段少なくしました。
もっとも、ここでの勘所は昨日と同じで足元の1段目。ここをきっちり決めておけばあとは何段だろうが大丈夫なはず。
講師も極力、自分たちで気付かせたいので、「?」と思う部分あってもすぐには指摘して直させたりしません。(私にはこのガマンが無いですが・・・) やり直してもう一回つっかえたぐらいで助け舟を出します。
工場の中、布板を引きずるような音がやけに大きく響きます・・・と、雷鳴でした(!)
午後はくさび形の機材を使って、型枠支保工ステージを組んでみます。
矩の手も、自分たちで気がついて早いうちに修正していました。この手の足場では重要です。
10人で分担して支保工ステージを組み上げました。
こうして、日建リース工業での研修は、幸い雨にも降られずに予定の訓練を消化できました。
声掛けも今日はみな良くできていたと思います。 声掛けによる仲間との息の合い方で、仕事は気分良くも悪くもなるものです。 お互いが気を付けないと成り立たないので難しいですが、まずは自分からすることでしょう。
こちらでは芝生の上という、照り返しの少ない場所で実技ができたので助かりました。 もっとも、この基準線の無い、微妙なアンギュレーションのあるグリーン上というのが実は「曲者」だったのですが!
日建リース工業(株)の講師の皆さん、2日間ありがとうございました!
昨日は
2019年6月20日 4:48 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース
6月19日(水曜日)訓練24日目
今日から2日間の訓練校とびコースは、「林間学校」となります。
とびコースは他のコースと比較して校外実習は7日と多くなっています。今までは川越の大林組東日本ロボティクスセンターでしたが、気分転換も兼ねて、もう少し緑の多い山の中に行ってみることにします。
場所は同じ埼玉県内西部、秩父の山麓にある仮設材リース最大手の日建リース工業(株)武蔵工場です。
こちらは日本最大の仮設材センターであり、毎日トラック台数にして300台を超える仮設材を取り扱っています。
まずオープニング、フルハーネス安全帯の効用についてのDVDを視聴してから、胴ベルトとフルハーネス両方の安全帯を着用して体感学習になりました。
自分が荷受けし、また解体後車に積んだ仮設材がセンターではどういう扱いをされているのか? 自分の仕事の川上と川下を実際に目で見て知っていることも、現場の仕事をイメージしていく上で大事なことです。
この写真は、長い単管パイプの束の中に短いパイプを混載にして返すと荷下ろし時にどうなるか?という説明を受けているところ。
高圧水ケレン体験やロボットによる選別など、ふだんの仕事では見れない設備に触れることができました。
午後からは工場正門奥の広場で枠組足場の組み立て実習です。
微妙に起伏と傾斜のある芝生の上で、基準墨も与えない状態で足場を組ませてみます。
最初は勢いよく足回りの組み立てにかかりましたが、途中から合わなくなってきました。
やはり足元をじっくり修正を入れつつ決めてから、上の段に行かないと立ち行かなくなってしまう・・・これを実感してもらいます。
今日は実技実習は半日でしたが、さすがに秩父山麓の日差しは強く、WBGT温度「警戒」のなか、半日で8リットルのポカリスエットは空になってしまいました。
グループで行う実技実習は明日が最後です。今日は疲れもあってか夕方の解体作業での掛け声による息合わせが不足していました。会話や掛け声は現場の基本的なコミュニケーションであり職長が率先して仕向けないといけません。 明日はそこを意識して臨ませたいと思います。
2019年6月19日 3:24 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース
6月17日(月曜日) 訓練22日目
今週も概ね天気は良さそうです。 今年はカラ梅雨気味ですが、屋外で訓練を行う立場では有難いところです。
今日は足場実習5日目。ステージ足場の組み立て解体実習を行います。
さて、今日はいろいろイベントがありました。
まず元々東京都の監査が午前中に予定されており、訓練校事務局はそちらの方の対応です。 9時過ぎに係官の方々が来校し、書類審査やヒアリング、その後実技訓練の様子と、講義室の状況を確認いただきました。
また今日は朝から大林組本社の経営基盤イノベーション推進室が訓練に立ち会い、作業時の姿勢や動作のデータ収集を2日にわたって実施します。
今日のステージ組み立て訓練は、5人チームの2班構成で行いました。
午後には、送り出し事業主である名古屋の(株)伊藤工業の伊藤社長、東京の(株)鈴木組の高野専務が相次いで来校。 実技訓練の状況を視察し、訓練生を激励していただきました。 暑い中有難うございました。
支保工ステージとステージ足場、午前中と午後とで2チームが入れ替わり、両方の足場の組み立て~解体を行いました。
なにかと盛りだくさんの一日でした。 いろいろ訓練はやりますが、やっぱり鳶の訓練は足場の実技がキモですね.暑い中、足場の組み払しに励んだ訓練生も、視察に訪れた方々も、お疲れさまでした!
2019年6月17日 11:47 AM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース
6月14日(金曜日) 訓練21日目
訓練も今日から終盤。 実技実習も4日目で、初日の大雨以外は今日のような好天が続いています。
午前中は昨日の訓練で多くの訓練生が指摘を受けた、「安全帯を掛けていない一瞬のスキ」について、講師が実際に手本をやってみせることからスタートしました。
この、鳶工としての「所作」は是が非でも体で覚えておかないといけません。 アシスタント講師の何気ない足場上での動きをみな食い入るように追います。 普段の仕事の中でこうして基本動作の見本を見るような機会はそうないでしょう。
今日も、枠組足場の大組・大払しの訓練です。 晴れていても暑さはそれほどでもなく、多少風のある爽やかな一日で訓練もはかどりました。
ここは教育訓練校という学校ではありますが、5年後のスーパー職長を育てるという意味合いから、いろいろな研究開発のためのパイロット(=実験実証)現場という性格もあります。
今日は、とび工の作業中の動作をデータ化して、アシストスーツその他の作業改善に係る研究開発を行っている、大林組の経営基盤イノベーション推進室の方が夕方来校して、データ収集についての説明がありました。
来週前半の実技訓練では、訓練生の一人に協力してもらって、センサーを装着してもらって足場組立の実技を行いながらデータをとることになりました。 あまり暑くならないことを祈ります。
講義室は今の期間、朝夕に所属会社宛てにメールで訓練報告をするパソコン操作でしか使っていませんが、壁には仮設計画の演習で作った、手描きとCADの図面が掲示してあります。 口八丁手八丁、いろいろな表現方法を学んでいってほしいと思います。
今日は雲が多くて日差しもキツくなく、雨も降らない良い訓練日和でした。
大組み大払しの訓練は、途中訓練生が一人ずつ交代で同じ作業をして一挙一頭足のチェックを講師から受けました。 個性やスタイルと、直さないといけない危険な習慣的動作とは別物です。
土日は訓練校はお休みです。 東京遊びに出かける者、家族の元へ帰る者、ゆっくり休む者、はたまた応援でいつもの仕事に駆り出される者・・・
いろいろですが、体調を整え、気分を一新して残り10日の訓練を頑張りましょう。
2019年6月14日 3:46 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース
6月13日(木)訓練20日目
今日は梅雨の合間の快晴。気温も陽射しほど上がるようでもなく、絶好の実技訓練日和です。
今日は、ラフタークレーンを手配して、足場をブロック状に地組みしたものを吊り上げで組みばらす「大組み大ばらし」の訓練です。
この工法ではクレーンのオペレーターさんとの連携が重要となります。 クレーン運転席での合図の声の聞こえ方の体験、わざと遮へい物を置いて視界無し合図頼りの組立解体訓練などを進めます。
訓練場は市街地の現場よりは周辺環境はゆったりしているため、ついそれなりに注意が緩みがち。 今日も吊荷の足場が越境した点でダメ出しがあり、アシスタント講師による見本演技をみんなで見ました。 見ることでその作業の基本とイメージを頭に焼き付けます。
WBGT温度は25℃で「注意」程度でしたが、今日はみんなよく動きました。
ジャーのポカリスエットは8リットルありましたがほぼ空っぽに。
お疲れさんでした。
2019年6月13日 6:57 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース
6月12日(水)
今日は先週3日連続で通った大林組東日本ロボティクスセンターに再度1日出かけました。
昨年までは安全体感研修は、大林組大阪機械工場(現:西日本ロボティクスセンター)まで泊りがけで出向いて受講していましたが、昨年東京にも同様の施設が完成し、現場の若年管理者層から順次教育を行っています。 訓練校も今回のとびコースからこちらを利用できることになりました。
安全帯・落下衝撃・高所作業車・玉掛け、感電などなど・・・本来だと安全体感とモックアップ(間違い探し)研修で2日を要するところですが、関係各所に無理をきいていただいて、とびに関係の深いアラカルトを組み合わせた特別メニューにして、これを1日で全部体験できるようにしました。
研修の様子をお伝えしたいのですが、社内ルールで撮影不可となっていますので写真は掲載できません。
あしからずご了承ください。
ロボティクスセンターの講師の面々も、将来当社の現場で中核となるであろう訓練生に寄せる期待は大きく、どの項目も熱のこもった説明をしてくれました。 身内ながら有難かったです。
午後は足場と鉄骨のモックアップを利用して、チームに分かれて間違い探しをしました。 鉄骨は経験のない訓練生もいたので、ちょっと難しかったかも知れません。 ある程度現場で経験していることを前提に作られているものなので、致し方ないところですが、鉄骨は鳶が直接建物の品質を担う点で重要な仕事です。 実物を目で見て触って、今後経験するであろう建方の仕事に活かしてほしいと思います。
・・・で足場の方は当然みんな全問正解だったよな・・・・ん??
2019年6月13日 6:06 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース