• 令和元年(2019年)度とびコース

令和元(2019)年度とびコースが開講しました(5/21)

改元して令和元年とびコースは本日開講です。

全国北は仙台から西は福岡まで、林友会メンバーとび工各社から若手幹部候補生が10名集まり、今日から6月末までの1か月半、当校での訓練に臨みます。

午前中はオリエンテーションを事務局が行い、訓練生活での注意事項を説明したのち、派遣元各社代表を来賓としてお迎えして、入校式を行いました。

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入校式では石沢校長からの式辞ののち、ご来賓の方々から

「自分の目標を決 めて訓練に臨んでほしい」

「厳しい訓練になると思うが、決してこの時間を無駄にせず、働き方改革を実現できるような人材に育ってほしい。」

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「今日この場所にいることが貴重なチャンスであることをよく理解して訓練に励んでほしい」

といった祝辞をいただきました。

大林組からは、川上執行役員建築副本部長が出席し、「鳶の職長は現場を率いるまさしく要で、優秀な職長を育てることが常に望まれている。 この訓練校は講師、事務局そして訓練生がみな強い志をもって集まってきている。1か月の期間集中して取り組んで成果を持ち帰ってほしい」と祝辞を述べました。

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続いて10人の訓練生からは、この31日間の訓練に臨む意気込みや目標などが自分の言葉で語られました。

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結びに山崎副校長から訓練に向けての心構えなどについて訓辞があり、入校式を終えました。

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午後は山崎副校長が講師となり、初講としてコミュニケーション講座を行いました。

鳶は「現場の一役」として、職方の中心的存在です。 現場の花形である一方、自分らが組んだ足場は他の職方が使う、言い換えれば「お客さんは他の職方」でもあります。 そんな立場では他の職方とのコミュニケーションは必須です。 まず自分のコミュニケーションにはどういう傾向があるのか? それを補うコツは? といった話題から始まり、これからの1か月半の訓練生活を一人一人が、あいさつや表情などコミュニケーションに関して自分で目標を設定しました。

明日から座学がしばらく続きます。  新しいことをどんどん吸収して、「現場で広く睨みのきく鳶」に育ってほしいです。