- 令和元年(2019年)度とびコース
6/3 CADによる仮設計画演習
6月4日(月曜日)
令和になって1ヶ月と言うより、とびコースが始まって2週間が「あっという間」に過ぎてしまいました。
カリキュラムも新しくなり、事務局としてもいろいろ訓練のすすめ方を考え、何日もかけて教材を準備するのですが、いざ教える段になると一瞬です。 耳に聞かせ、目に見せたモノが、果たして心に引っかかっているのかいないのか? ・・・教職ってちょっと花火師に似てるかな?なんてつい思ったりします。
今週から実技実習も始まります。
今日は、先週習得したCADを早速使って仮設計画の演習を行います。
この講義室のCAD平面図にテーブルと椅子を1つづつ描き、これを複写して「座学講義」「車座会議」などのレイアウトを作る、という演習、ステージ足場を上から下へ計画する演習を午前中に行いました。
そして午後はCAD研修のまとめとして、先週A2用紙に手描き+切り貼りで作った某現場の計画図をCADで描いてみる、という演習を行いました。 元請からもらった下図に相当する図に、自分で線を引くほか、別の現場の完成されたCAD計画図を利用して(そこから素材を選んで流用して)描いてみる、というやり方です。
「自分の仕事に対するイメージまずありき・・・それを図で思っている通りに表現するためなら、他から引用、パクリ、なんでもアリ」
基礎を教授したら即、実戦モードに近い、目的志向の演習です。
この課題は期限を切って宿題としました。
まだまだ計画についての知識は深くないにしても(クレーンの選定などは今後ロボティクスセンターでの研修でやります)、少なくても自分が頭に描いた現場のイメージを、今修得した技術で図に描けるようになり、人に伝えられるようになることがここ訓練校での一つのゴールです。
頑張りましょう!
今日は最後に、再来週からの足場組立実習の班分けを発表し、その班ごとに分かれて各自宿題にしてあった足場材の拾い出し結果の照合と、拾い方の意見交換、数量の修正を行いました。
この報告数量でリース業者に資材発注をします。 併せてグループ内で、組み立て前にこれにより意思統一を図ります。
2019年6月5日 11:24 AM | カテゴリー:令和元年(2019年)度とびコース