- 令和元年(2019年)度短期CADコース
7/18 短期CADコース・3日目(東京2019年夏期)
7月18日(木)
昨日までにCADの基本操作は一通り学習しました。
今日の午前中で「インプット学習」は終わりです。 基本コースの最後は、「CADの操作」というよりは「CADの構造」とでも言うべきでしょうか、「レイヤー(画層)」について学びます。
とかく独学ですとこのレイヤーの概念はおざなりになりがちです。 画層をきちんと分けなくてもそれなりに図面は描けますし、描きあがって印刷してしまえば見た目は同じだからです。
「レイヤー」がきちんと整理された図面を描くことは、他人と図面データをやりとりして仕事をする人にとっては「掟」と言えるでしょう。
午後からはいよいよ図面作成の課題に入りました。
最初なので密度の濃くない柱と梁ばかりの1×1スパンの躯体図トレースです、が作業量が少ないだけで「作法」はどんな複雑な図面を描くときとも同じです。
したがって、最初の通り芯の線を1本描く時もまず、レイヤーを「通り芯」に合わせてスタートです。(やや専門的になってしまいました)
手順はテキストに記載されているので、その通りに設定を行って、習ったコマンドを使って作画すれば、この最初の演習課題1は進められるようになっています。
作図ができたら印刷して講師の添削を受けます。 合格したら次のより複雑な課題2に進みます。
受講生の皆さん、CAD初挑戦の人でもこの課題1を半日強で完成させることができました。
2019年7月19日 1:44 PM | カテゴリー:令和元年(2019年)度短期CADコース