- 令和元(2019)年度鉄筋コース
10月19日(土) ICT研修
10月19日:訓練4日目
今日は土曜日。訓練校は隔週土休ですので第1週は訓練を行っています。
パソコン教育が連続しているのですが、今日一日だけは「パソコン抜きのICT授業」です。
すなわちタブレット(iPad)とVR/MRによる、「最近普及し始めたものから、5年10年後に普通になる(かもしれない)テクノロジーをいち早く体験する」一日なのです。
まずは早速、訓練生にiPadを支給しました。
今日から訓練期間中、訓練中でも寮室でも使いたい放題。普段iPhoneを使い慣れている訓練生なら、ほとんどストレスなく、「へえ!こりゃいいモノもらえた」というところですが、大林社員仕様機は自社開発も市販アプリも豊富でただのデカいスマホではありません。それは今日の訓練で理解してくれるでしょう。
せいぜい訓練期間中、イジリ倒してほしいものです。
でもやっぱり彼らはスマホ世代。直感的に流れを理解しているというか、とにかく操作が早いです。
今日の研修は、配筋検査システム、Direct、CheXなどのアプリと、Web上の日報システムBuildeeなどなど・・・・それにホログラムを使った複合現実(MR)のCAD(コンクリート図・鉄骨軸組図)の原寸体験という、非常に盛りだくさんの内容でした。
とりわけ、CADは「パソコンという仮想空間の中に原寸で図面を描いている」わけですが、躯体図の原寸体験での気付きは、来週からのCAD演習に先駆けてやっておくことがたいへん有効です。
画面上でたかが数センチにしか見えない線分に、1000mmという情報を与えている、ここが紙の上で縮尺で図を描くのと決定的に違うところで、今日見たイメージをCAD研修の最中に思い起こしてくれればと思います。
最後に、現場プロジェクトの情報共有で必須となりつつあるクラウドストレージ(box)の講義とアカウント、ドライブ設定などを行って今日のICT研修は終わりました。
2019年10月21日 1:57 PM | カテゴリー:令和元(2019)年度鉄筋コース