- 令和元(2019)年度型枠コース
1月29日(水) 安全体感教育@川越
1月29日(水曜日) 訓練8日目
今日はこのコースでは初めて訓練校を離れ、川越にある大林組東日本ロボティクスセンターで、安全体感教育およびものづくり研修施設を利用した、体感学習の1日です。
7時半に八潮をマイクロバスで出発しましたが、関越道を下りてから渋滞に遭い到着が予定より少しおそくなってしまいました。
※ロボティクスセンター内は写真撮影が制限されているため、今日の訓練の様子はあまり写真ではご紹介できません。ご了承ください。
午前中は、東日本ロボティクスセンターの講師の皆さんによる安全体感教育です。予定している種目は11もあります。毎回欲張ってアレもコレも、こちらのオーダーメイドのセットに対応していただいています。 そのために、受講している訓練生以上の数のスタッフ(もちろん皆さん大林組の職員です)が講師になりになり裏方になり、次から次へと切れ目なくメニューを用意しては、小気味よく片付けていきます。
感電体験その他、ちょっとビックリしたり恐怖感のある体験も数多くあるので、その都度訓練生一人一人に参加の意思を確認しますが、今回は棄権者もなく全員が全て体験できました。
ロボティクスセンターでは現在、大林組社員のほか、林友会会員各社代表に対しても月1回の割でこの安全体感教育を開催しています。
昼休みを挟んで午後2時まで、安全体感研修を行った後は、同じ棟内にあるものづくり研修施設(実大モックアップによる検査訓練施設)で、足場と型枠の間違い探し実習を行いました。
足場は一般的には鳶工が管理しますが、「共通仮設」と言って同じ足場を多数の職種が入れ替わり使う時は、その業者は使用前に自らその足場を点検して、必要な措置を元請けに講じてもらってからでないと使用することができません。したがって足場の不備を見極められるだけの能力が必要です。
そして、本職である型枠の検査。職長になったら、多くの部下で分担して仕事を成し遂げ、最後には完全な形で次工程に渡さないといけません。それには職長の安全品質のスタンダードを施工領域の全てに波及させる、この「間違い探し」の能力が不可欠になります。
時間制限を設けましたが皆やっぱり「間違いがある」と思うとあきらめきれず、ついつい延長戦になってしまいました。
予定の時間を30分ほどオーバーして今日の講習は終わりました。
大林組東日本ロボティクスセンターのみなさん、ありがとうございました!
2020年1月29日 9:17 AM | カテゴリー:令和元(2019)年度型枠コース