- 令和元(2019)年度型枠コース
2月3日(月) 型枠作図実習初日
2月になりました。
訓練も3分の1を終え、中盤になります。 序盤はICT系の科目や安全体感など、どちらかというと普段の仕事から距離を置く方の流れでしたが、今日からは型枠の割付図とか建て込み実習とか、ぐっと日常の業務に近い内容に変わります。 職業訓練なのですから当然ではあります。 しかし序盤で新しい技能や知識を身につけていますから一味違ってくるでしょう。
「技術の伝承」は当訓練校の大きな目的の一つですが、やみくもに先人のやり方をコピーしただけではすぐにその技術は廃れてしまいます。 習得してなおかつ今の時代に合ったやり方は何かを考え、自分のものにして、次世代に伝えていくことが本当の意味での伝承と言えるでしょう。 いろいろな教育を受けて各地から集まってきた訓練生が、さらにここでいろいろな講師の教えを受け、また仲間と刺激を与え合う、訓練校はそんな場でありたいと思っています。
今年の作図から建込み実習までの流れは去年までと少し違います。 作図を仕上げた後に3人1グループになって実技実習に臨むのですが、今年は全員が自分の描いた図面を必ず実現、つまりパート分けしたどこかでチームとして組み立てるということです。
作図初日ということもあり、今日は佐々木建設(株)と(株)荒井工務店から4人の講師のみなさんに来ていただきました。 パソコン教育からのオーク情報システムの石川先生と副担任の大山先生、合わせで6名=マンツーマンという手厚さです。 まず置いてけぼりになることはありません。 第一訓練生も講師の皆さんも、みな熱心です。
みな、しっかり復習しているようです。 1週間のブランクを感じさせないCAD操作でした。 3時の体操も忘れて、訓練生も講師も熱の入った初日でした。
さて今日は節分。 暖冬でなにかと季節感が薄れているこの頃ですが、せめて年の数だけ豆を食べて、病気にもならず元気に残りの訓練をやってもらおう・・・・ということで、終礼のあと、突然ですが教室で豆まきです。
鼠年生まれではないそうですが、今年24歳の年男の村上君と佐藤君の2人に、豆菓子の小袋を撒いてもらいました。 掛け声は、「福は内」だけ。 成田山新勝寺ではここには鬼が居ないから、という理由ですが、訓練校ではコレを言ってしまうと鬼講師(?)が帰ってしまうので「オニは外」はナシです。(笑)
(♪♪)訓練校の講師のみなさんは、みなジェントルマンです。
2020年2月3日 7:16 PM | カテゴリー:令和元(2019)年度型枠コース