- 令和元(2019)年度型枠コース
2月19日(水) 建込実習3日目
2月19日(水曜日) 訓練24日目です。 実技実習も3日目となり、今日から本格的に建て込みを開始します。
今日の講師は、今シーズン初先発の大堀測建の尾高先生、同じく大堀敬輔先生、そして佐々木建設の堀先生の3人です。
班ごとに拾い出し方が違うので、使うパイプも違います。 建て込んでいくとはじめて「えっ!」という加工ミスに気付くようで、班ごとになにやらゴソゴソ相談しているようです。 むろん講師のみなさんはお見通しのようです・・・・
午後には大林組の経営基盤イノベーション室の古賀さんが来校し、訓練状況を見学しました。 5年後10年後の現場のリーダー育成を目的とする当訓練校では、建設現場の技術革新の一つ、アシストスーツの開発に少しだけ協力しているのです。 来年度の計画について打ち合わせを兼ねての来所でした。 試作品ができたら、真っ先に訓練校でデモをやっていただくことにしており、今から楽しみです。
今日も夕方は、講義室で全員が車座になりクロージングを行いました。 例によって「良かったこと×明日は気を付けること」で各自一日の訓練を振り返りました。
訓練生からは「昨日よりはコミュニケーションがよくとれていた」、「枠を建ててから気づくミスがあった。建てる前に気付くようにしたい」、「昨日より集中力が持続できた」、「片付けがまだイマイチ」、「ちょっと焦ってしまったので明日はていねいにやりたい」
講師のみなさんからは「昨日気付いて『明日やろう』と申し合わせたが今日忘れていたミスがあった。 その場でやるかちゃんとメモる癖をつけよう」、「加工ミスは建て込む前が勝負なのでしっかり確認しよう」、「でもチームワークはなかなか良いと感じた」、そして「間違いはここでは許される。 できれば自分たちで気付いてほしいが、気付かなければ講師から言うこともある。 大事なのはそのミスを修正するとき、急ぐのとあわててやるのは別物だよ、ということ。 往々にしてそういうときに事故が起こる。 落ち着いてやろう」というアドバイスがありました。
明日も今日よりよい仕事ができるよう、がんばりましょう!
以上で本日は締めとなりました。 訓練場の戸締りをしていると・・・
今日最後に訓練場に視察に来たのは、荒井工務店の荒井社長でした。 もっと早く来る予定が仕事が長引いてしまって・・・とのことでしたがどんな様子か気になって終了後だけど来てみたとのこと。 ありがたい限りです。 今さっきの振り返りのこととか話をしつつ、建て込み状況を視察していただきました。 ぜひ後日あらためて、訓練生を激励にいらして下さい!
2020年2月19日 7:16 PM | カテゴリー:令和元(2019)年度型枠コース