- 令和2(2020)年度鉄筋コース
11月20日(金)訓練16日目
リモート訓練の最終日となりました。
今日午前の鵜飼講師の講義は、「施工管理(職長の役割)」です。 何を管理するのか、何を期待されているのか、いろいろな角度から考えてみます。 鉄筋工の職長は、平柳講師の公開講座の際にも話題になりましたが、設計者からも一目置かれる特別な存在です。 生半可な知識しかないと渡り合うことができませんし、施工自体に信頼がなくなってしまいますからここは重要です。
後半は、1級鉄筋技能士の問題から精選した、20問のパワポ問題集を用意して順番に当てて答えさせます。 1級技能士は取得済みの人も居ますが、ここは鉄筋工として常識として知っておくべきこと、という見方で選んでみました。 当然初めて聞くような内容も数あり、その都度鵜飼講師の詳しい解説を交えて講義は進んだので、20問やるのに2時間たっぷりかかりました。
午後は作図実習です。 当初は講師のみなさんもお忙しいのに、毎日半日ずつ来ていただくのは申し訳ないな・・・とカリキュラムを作った当人は思っており、実際今回の依頼を受けた先生方も「え!(あの不便な)八潮に半日なの?」と思っていたそうです。
でも、こうして2週間の訓練生のCAD実習に立ち会った感想として、「リモートだと同じことを一日中画面に向かってやるわけでそれはかなりキツいでしょう。 彼らのためには半日刻みというのは良かったんじゃないですか?」 という意見を聞けてちょっとホッとしました。
来週は最終週、八潮での対面研修になります。 折しも首都圏ではコロナ感染者数が過去最高を連日更新しており、訓練校も少人数とはいえ非常にやりづらい状況です。どこまでやれば安全というものはありません。 ここはリスクアセスメントです。 可能な限りリスクを最小化して対面訓練に臨みます。
2020年11月20日 7:17 PM | カテゴリー:令和2(2020)年度鉄筋コース