型枠コース(第6期)入校式を行いました
2020.01.22
1月21日(火) 入校式・訓練1日目
本日より訓練校の型枠コース(第6期)が開講です。
今年の訓練生は6名。北海道・東北・首都圏とみな東日本からですが、土木職と建築職の両方からの参加を得て、バラエティーに富んだ仲間が揃いました。
遠方から参加の訓練生は前日に入寮したのですが、北海道釧路から参加の訓練生1名が吹雪のため欠航が続いて前日入寮ができないというハプニングも。(幸い前日中には到着することができました)
朝から訓練生全員が顔を揃え、31日間の訓練を始めるにあたっての導入教育の後、事業主および大林組から来賓の方々をお迎えして11時より入校式が執り行われました。
初めに訓練校の石沢校長から式辞があり、
「訓練校はすでに120名を超える修了生を輩出し、型枠コースも全国各地に修了生が30名以上が活躍しているが、大林組の現場に従事する型枠大工の数からすれば僅かであり、ここに居る6人は選ばれたメンバーとも言える。 実技実習もあるので安全第一、また健康第一で是非頑張ってほしい。」
と訓練生を激励しました。
続いて送り出し元各社からのご来賓の方々よりご祝辞として、
「仕事を離れて長期の慣れない訓練で座学も多い。体調管理も訓練の内として自己研鑽に努めてほしい。」
「型枠大工として当校は学びの場として貴重である。目標をもって自分のため、そして期待している会社のためにも一生懸命学んでほしい。」
「みなさんは所属会社の『期待試験』に合格してここに居る。いい会社はいい職長で成り立っている。会社を背負える良い職長を目指してほしい。」
「訓練を通じて、型枠大工という仕事の『楽しさ』を発見してほしい。そしてそこから新しい知識や経験獲得につなげてほしい。」
「今まで習ったやり方と違うかもしれないが、多くのスーパー職長級の講師から今の仕事のやり方を学べる。できるだけ吸収して濃い6週間を過ごしてほしい。」
といった期待や激励の言葉が贈られました。
大林組からは来賓として、安全品質管理本部の楠原副本部長が出席し、
「スーパー職長に相応しい者としては、技能を身につけることは勿論のこと、職長として仲間をケガから守るよう気を配れる能力も同様に求められる。安全体感教育や作業手順書の作成等の訓練を通じ、そうした能力を磨いてほしい。」
とのご祝辞をいただきました。
つづいて訓練生一人一人からも、今回の教育訓練に向けての決意・抱負が語られました。 □
最後に山崎副校長から7人へ訓示があり、入校式は結びとなりました。
みな型枠大工という職に就いてから「こういうことが自分にはまだ足りない/学びたい」という気持ちを抱いていたと思いますし、また事業主は「彼を将来幹部として育てたい」という思いをお持ちだったと思います。 そして一方では「自分の技術や経験を若い人に伝えたい」という意志をもった講師の人たちがおります。 そして当教育訓練校は、大林組の持つ建設に関する最先端のノウハウと共に、そうした「林友会という輪の中での学びの場」を提供する役割を果たしたい、と願っています。
訓練生のここでの学びが、将来の彼らの活躍の礎となるよう、2月27日の修了式まで、 密度の高い訓練を訓練生・講師・事務局共々、力を合わせて取り組んでまいります。
なお訓練の様子は、トップページ右のブログからご覧いただけます。
(本日午後の訓練の様子は、ブログに掲載します。)
また林友会各社の訓練中の見学も、随時受け付けておりますので、事務局までご連絡ください。