O-DXルームが完成、若手VR体験会とプレス発表を行いました
2023.03.01
3月1日、全国から林友会の若手技能者の代表が東京に集い、意見交換会が開催されました。 午前中は当訓練校を会場としてVR体験会を併せて開催、午後は会場を品川駅北開発4街区の現場に移し、こちらは見学会も兼ねています。 約20名の中には過去の当校修了生も5名含まれています。各地で中核として活躍しているようで頼もしい限りです。
→→ VR体験会の様子は、以下の当社社外向けサイトをご覧ください。
大林組林友会教育訓練校にO-DXルームを新設、VRによる技能者教育を開始 | ニュース | 大林組 (obayashi.co.jp)
→→ streamによる動画はこちら(3’30”)
→→ また大林組の公式twitter上にも、このVRの内容が紹介されています。
🥽#VR を使った作業訓練がスタート🥽
クレーンのフックに荷をかけ外しする「玉掛け」のトレーニングを、#メタバース で実施!
建設業界では最新技術をどんどん取り入れ、#DX を進めています。#大林組▷詳しくはこちらhttps://t.co/OZq8ivZAgW pic.twitter.com/jLgWhmOFDY
— 大林組【公式】 (@OBAYASHI_JP) March 24, 2023
なおこの動画では、操作をしているのがプロの職人ではなくてVR制作会社の方(当然玉掛け資格は持っていない)ので「ゴースラー」「ゴーヘイ」の声出しは入っていません。 ご了承ください。
今回の玉掛けVR教材は、大林組の土木・建築両部門、東日本ロボティクスセンター、そして当訓練校も共同で参画し、社外コンサルタントおよびVR制作会社とのWGで開発したものです。
従来の記録追体験型VRとは異なり、シナリオは存在せずただ物理法則に従う中で、役割分担を行ってチームにより安全な玉掛作業を目指すものです。 VRですので免許がなくてもクレーン運転士としてチームに参加できます。
「異業種が集まって、無数の建設資材を所定の位置に組み上げる」のが建設工事の定義とするなら、玉掛け作業はまさにその縮図/エッセンスとも言えます。
今後様々なコンテンツを制作して、各地へのサテライトCAD研修などの機会を利用して、全国どこでもVR/MR研修の機会が提供できるような体制を整えていく予定です。 (2023.3.1)