大林組林友会教育訓練校

 

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訓練校FAQ

訓練期間は、なぜ31日間? (※CoVID19により、日程を21日間に短縮していましたが、2024年1月現在、全26日で開講しています。)

スーパー職長を目指す教育を行う以上は、スーパー職長として要求される資質、すなわち今日では「コミュニケーション能力」、「専門実技の能力」、「安全衛生管理の能力」、「ICTについての基礎知識」などなど各種に亘る教育が必要になってきます。 

自分の頭と手で考え、あるいは講師や訓練仲間と共に考え、意見を交わす中で彼らは自分のモノにしていきます。 沁み込むように徐々に身につくものもあれば、一瞬にして大悟(?)するものもあります。 より効率の良い教育を追求することは必要ですが、生身の人と人が相対して行う以上は「知識や経験の伝承」には一定の時間がかかります。 その積み重ねが現在の31日のカリキュラムになっています。

これでも、2017年度以前の43日間からの見直しを行い、25%の期間短縮を図っています。

現在のカリキュラムの中には、「安全体感教育」をはじめとする大林組職員と同等の教育を導入したり、通常業務では見ることのできない工場や現場への外部実習も含まれています。  こうした“大林組というゼネコンが教育訓練を行うことのメリット”を最大限に発揮させるためにも、少なくとも31日という日数が必要なのです。

 

 

女性も入校できるのですか?

もちろん可能です。 すでに長期間の若年コースでも修了生を輩出していますし、短期CADコースでは毎回多数の女性に受講いただいています。 ただし1点だけ、現在の寮施設は男子寮となっているため、若年(鳶・鉄筋・型枠)コースを受講しかつ遠方から参加の場合は、訓練校近郊のホテル等を宿舎として利用していただくことになります。 なおその場合の宿泊料は訓練校が負担します。

 

とび・鉄筋・型枠以外のコースは開講する予定はありますか?

“躯体三役“と言われる上記3職種は、現場の要でもあります。 「技術の伝承」という側面からは左官や内装工などもコースとして考えられるかも知れませんが、現時点では訓練施設使用上の限界もあり3コースのみとしております。

 

以前、短期での「中堅CADコース」がありましたが、現在開講している短期コースとの違いは?

大林組と林友会が共同で設立した当訓練校は、『将来のスーパー職長にふさわしい人材を育成する』という当初の目的がありますが、一方では『教育面で林友会すべての構成会社に役立つ』ことが当然の役割として期待されます。

そこで、2018年度からはこの、“若年コースの延長線上”であった『中堅CADコース』を、“職種を問わず林友会会員各社向けに広くICT教育を提供するコース”に模様替えしました。 これが現在の短期コース(R2年度より『建設スキルアップコース』と改称)であり、建設労働者がCADを習得し、計画図や手順書を作成できる能力を身につけることを目的としています。 

東京と大阪の2カ所で毎年各2回開講し、すでに1年半で110名が修了しています。 職種も土木・建築、杭工事から仕上工事まで、年齢も10代から60代まで、と幅広い方々のスキルアップに役立っています。 今後このコースは、地方開催も予定しています。

 

訓練を見学することはできますか?

林友会会員会社およびその協力会社であれば、訓練期間中の校外遠征日を除いて随時受け付けています。 事務局までお問い合わせください。